いい夫婦の日(11月22日)におすすめのワインから考える、良きパートナーとは?

「The Better Half」良き配偶者(パートナー)という名前のワイン。今月のオススメのワインをオンラインショップに掲載しました。

ワイン名の由来

このワインの作り手であるジョージ(夫)は、有名なワインの醸造家であり妻でもあるジュルズの影響を受け、ワイン造りを始めました。

現在はお互いに異なるワインブランドを立ち上げ、それぞれに運営を行う夫婦は、ともにワイン作りに携わるパートナーであり、良きライバル。

ジョージ(夫)は妻への敬意を込めて、「ザ・ベターハーフ(良きパートナー)」とワインに名付けたのです。

このワインを手がけるジョージ(右)と自身のワインブランドを運営する妻のジュルズ(右)※インポーター資料より

シンプルながら存在感のあるボトルのデザイン。そしてクリアで親しみやすい味わいに惹かれて飲み始めたこのワインですが、この作り手(夫婦)のことを知りさらに興味を持つように。

ボトルに描かれた2羽の鳥は上がジョージ(鷲)で下が妻のジュルズ(鳩)

そして私たち夫婦の在り方を考えるようになりました。

良きパートナーとは?

夫とは大学に入ってすぐ知り合い、その頃からの付き合いになる。2人とも理系の学部に所属していて、将来飲食の仕事をするなんて当時は思ってもいなかった。

あれから25年。楽しいこと、そうでないこと、いろんなことがあった。

結婚しようと思ったのは、自分の良いところではなく、むしろダメなところを受け入れてくれていると気づいた時。全てをひっくるめて自分を認めてくれる存在が心強かった。結婚してからもしばらくはお互いがやりたいことに突き進んだ。

しばらくして子供が産まれ、当時住んでいた大阪から徳島に移り、一緒に仕事をすることに。夫婦になり、家族になり、仕事のパートナーになり。経過する時間と共に私たちの関係性も徐々に変化していった。

ただ生活でも仕事でも一番の理解者であることは変わらず、自分でも目を瞑りたくなる(というか瞑っている)ところをあえて指摘してくれたりカバーしてくれたり、受け入れてくれていることは何より心強く、感謝している。(嫌だと思うこともあるけどね笑)

一緒に生活する、というのはきれいごとばかりでは済まない。相手を理解するというのも簡単なことではなく、年齢を重ねれば重ねるほどむずかしく感じるばかり。

共通している好きなものはあるけど、そうでないものも。全てを理解しているなんて言えるはずはなく、理解してほしいとも思ってもいない。(それは無理だと思っている。お互いにね。)ただ理解しようとはいつも努めている。

大事にしている時間

そのために大事にしているのは、話をすること。昔からオープンな夫に対して私は相変わらず口数が少なく、夫の話を私が聞く、という構図が圧倒的に多い。けれど、私も以前よりは話すようになった。(あくまでも自分比)

仕事のこと、子供のこと、これからのこと、やりたいこと、大事なことも話すけれど、なんでもないこともたくさん。見ているドラマ、読んだ本、散歩中に見かけた景色や人、最近できたお店、気になってる芸人や俳優。

お互いを知る、とは小さなことの積み重ねなのだと夫が教えてくれた。普段何も話してないのにいきなり大事な話なんてできんやろ、が夫の持論。いつも会話のきっかけをくれることがありがたい。

そんな私たちは一緒に仕事をしているけれど、常に一緒なわけではなく別行動も多い。ただ美味しいものに貪欲な私たちは、気になるものを見つけては作ったり食べに行ったり、一緒に食事をする時間は昔も今も大切にしている。

さっと済ませる昼食も子供と一緒に囲む食卓も、おしゃべりしながら飲み明かす夜も。確かに積み重ねてきた時間がここにある。

ご飯を食べて、ワイン飲んで、なんでもない話をする。これから先どんなことが起こるかはわからないけれど、これが私たちの日常でこの先もずっと変わらない(そうあって欲しいという願いを込めて)。

パートナーに贈るワイン

左が白で、右が赤。どちらも親しみやすく飲みやすいワインです。

大切な人と飲んで欲しい、白と赤がペアになったワインのセットをご用意しました。よろしければご覧ください。

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