ワインのある暮らしってなんだっけ。

特別な日だけでなく、日常で楽しんでもらえるワインを。そんなふうに思って始めたワイン屋。でもふと思う。日常でワインを楽しむとは。ワインのある暮らしってどんな暮らし?を、改めて考えてみた。
ワインが日常にあるということ

家のテーブルには、だいたいいつもワインがある。
好きなものを飲む時もあれば、試飲のために飲む時も。
仕事柄飲む機会が多い、と言えば確かにそうだけど、ワインがあることがいつしか日常になった。

ただこんな私も、ワインを飲むようになったのは今の仕事をはじめてから。
目の前にあるワインがどんなワインなのか、隣にあるものと何が違うのか、全くわからなかった。
飲むにも買うにも、とにかく選ぶことができなくて、お店にあったもの、人に教えてもらったもの、とにかくいろいろ飲んだ。
仕事のために始めたワインだったけれど、勉強のために家でも飲むように。

特別な料理をつくる作る余裕はなく、いつものごはんと飲むのが精一杯。
だけどいろいろ飲むうちに、これは好きな感じだなとか、こういうワインもあるんだなとか、こういうご飯とも合うんだなとか、感じることが増えて少しずつ自分の中のワインというものが広がっていく感じが面白かった。

「飲まなければいけない」から「飲みたい」に変わって、テーブルにワインがあることが自然と増えた。
食べたいものとその時にあるワインを飲む。そういうことが変わらず多いけれど、ワインを意識して料理することも。
相性がいいとかよくないとかいろいろ試してみたり、実験のように組み合わせを変えながら飲むのが楽しい。
身近になったとはいえ、飲みたい日もあればそうでもない日も。美味しく飲める日もあれば、そうでない日もある。
けれど日常とはきっとそんなもので。私にとってこれが、ワインのある暮らしなのだ。

今日のワイン
ワインを飲み始めて少し経った頃にライチのような香りと味わいに衝撃を受けたのがケヴェルツトラミネールというぶどうの存在。
他のワインとは明らかに違う味と香りの虜になったのですが、このケヴェルツというぶどうのワインはそんなに頻繁にお目にかかれるわけでもなく…しばらく飲んでいませんでした。
が、個人的には大好きなぶどうで久々に飲みたくなり、ここ最近ゆっくりと飲んでいるのがこちらのワインです。

ライチのように爽やかでゆったりした香りと味わいが美味しい。
まだまだ暑いので冷やしめにしてスッキリと。でもちょっと秋を取り入れたい。そんな今の時期にちょうどいい、フルーティでゆたかな味わいのワインです。

ドメーヌ ジンク ゲヴュルツトラミネール
[生産国/フランス(アルザス) 品種/ゲヴュルツトラミネール、タイプ/白、栓のタイプ/スクリュー 容量/750ml、アルコール度数/13.5%、ヴィンテージ/2021、ワイナリー/ドメーヌ ジンク]










