自分の機嫌をとるワイン

気持ちが落ち込んだ時は散歩したり、漫画読んだり、体を動かしたり、ぼーっとしたり、友達とおしゃべりしたり。方法はいろいろあるけれど、自分の機嫌を取る方法はいくつか持っておくようにしている。ワインもそんな中のひとつ。
おおらかなワイン
柔らかくておおらか。それがこのワインを初めて飲んだ時の印象。

軽やかで口当たりがやさしくて、おだやかで。それはきっとこのワインを造った人の人柄が滲み出ているのだなと思った。
女性だから、という表現は、言うのも言われるのもあまり好きではない。けれど良い意味で女性がつくるワインはどこかにそれを感じるのかもしれない、と思うようになったのは、この造り手のワインと出会ったのがきっかけ。

資料に目を通すと、ワインの紹介とともに造っている人の写真が。こんな人がワインをつくっているんだなと、良い意味で想像を裏切られたことは今でも印象に残っている。
そこに写っていたのはとてもチャーミングで穏やかな雰囲気の女性。その隣には2人の女の子の姿も。同じ程の歳の子供を育てる母として親近感が湧いた。

ボトルから感じる造り手の思い
また、ボトルのデザインも印象的だった。
やわらかいタッチで描かれているのは、ぶどうが育つ豊かな土壌や環境を支えるたくさんの昆虫。ラベルには造り手の小さなヘルパーたちへの敬意や生物多様性への思いが詰まっている。

このワインを手にするたびに思い浮かぶのは、彼女の笑顔。そして子育てや日々のことに奮闘しながらぶどうを育て、ワインをつくっている姿だ。
子供を育てることもぶどうを栽培することも、ワインを造ることも、なかなか思い通りにはいかない(はず)。必要となる時間も計り知れない。
ワインから感じるやさしさやおおらかさの裏には、きっとたくさんの努力と苦労と、それを支える強い意志があるのだろう。そんな想像がワインを飲むたびに膨らんでいく。
気持ちを上げたい時に
日々生活をしていれば、仕事や子育てに限らずいろんなことがある。良いことも、そうでないことも。
元気がある時もあれば、ない日だって。大したことではないと思いつつ、それなりにヘコむ日も。このワインを思い出すのは、そんな時。

チャーミングなボトルは、置くだけで気持ちまでパッと明るくなる。またやさしくて軽やかな味わいに、飲むとゆるやかに心がほぐれていく。
いろいろあるけど、大丈夫。やさしくておおらかなワインがそっと力をくれる。そしてまた頑張ってみようと自然と思えるのだった。

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