旅先でのワインの楽しみ方

旅行先でワイナリーを訪問したり、その土地でできたワインを飲むのってとても楽しいだろうなと思い、突然思い立ったように計画し、夏の終わりに愛媛県の大三島へ行ってきました。

私が住んでいる徳島市内から車で3時間半ほど、本州と四国を結ぶしまなみ海道の中央に位置する大三島は、みかん畑が広がるすがすがしい景色がいっぱいの、穏やかな空気の流れる素敵なところでした。

みかん畑と海に囲まれた美しい場所。

瀬戸内海の島々を渡っていくしまなみ海道は、サイクリングロードとしても有名で、自転車に乗ってサイクリングを楽しんでいる方もたくさんいて、とっても気持ちよさそう!次回はぜひチャレンジしたいと思いつつ…

今回の私たちの旅の目的は

【大三島みんなのワイナリー訪問と海あそび】

大人も子供も楽しい、ワインと海を味わう旅を楽しみました。

まず、大三島みんなのワイナリーの販売所を訪問

栽培放棄されたみかん畑を借り受け、醸造用のぶどうの栽培に切り替えてつくられた、大三島初のワイナリー「大三島みんなのワイナリー」。

その販売所である「大三島みんなの家」を訪問し、お話を聞きながら試飲させて頂きました。いろいろ味わいながら、好きなワインを選んで購入するのって、本当にワクワクする時間。この旅で飲みたいワイン、そして買って帰って飲みたいものをいくつか購入させて頂きました。

島みかんは、大三島で育ったみかんからできたワイン。3種類あるみかんの産地ならではのワインは、爽やかさとみかんの深みが口の中に広がる、とても美味しいワインです。

つぎは、子供たちのお楽しみの海へ!

ワイナリーから車で10分程のところにある海。広々としていて、とっても綺麗でした。1日目、2日目ともに泳ぎ、この海を満喫しました〜。

その土地で暮らすように過ごす旅の時間

「ワインと海」を楽しむ旅のもうひとつのお楽しみ!みかん畑と海が広がる景色、そしてシンプルかつ落ち着きのある空間がすてきな貸別荘「うみそら」に今回泊まらせて頂きました。

落ち着きのある色合いとデザインが素敵。表札に名前をつけて下さっていたのがとても嬉しくて。本当にそこに住んでいるような気分になりました。

建物一棟をまるごと貸してくださる貸別荘。我が家はここ数年、旅行の時の宿泊先はほぼ貸別荘を選んでいます。

初めて貸別荘を知った時、そんな選択肢があるんだ!と驚いたのと同時に、調べてみたらいろんなエリアに貸別荘あることを知り、求めていたのはこういう場所だなと気づかせてもらったような感覚になり、それ以降各地の貸別荘に泊まることが旅の楽しみになっています。

好きなご飯とワインを旅先でも楽しみたい

七輪持参で焼き鳥!我が家は七輪が大活躍です。

貸別荘での食事は、食材調達から準備、片付けまで自分達でやるのが基本。食事の準備や段取りは必要ですが、好きな食材やワインなどを持ち込み、食事中はもちろん、みんなでワイワイ作る時間からとっても楽しいのです。調理器具や食器、基本的な調味料、最新の調理家電などもそろっているところが多いので、材料のみ持参すれば良いのも助かります。

子供も大人も大好きなパスタは旅行やキャンプでも定番メニュー。

事前に準備をしていた焼鳥とパスタが今回のメイン。そして今回のお楽しみ、大三島みんなのワイナリーさんで購入した「島紅」を味わいました。

2021島紅(メルロー・マスカットベリーA)/夕暮れどきにぴったりの、さわやかでしっとり味わい深い赤ワイン。

貸別荘は、自宅のように自分たちのペースで過ごすことができるので、妹家族と2家族で一緒に行くことも多いのですが、たくさんの人数で行くのもまた楽しく、子供が多少騒いでも大丈夫なところもありがたく、リラックスして楽しむことができます。

また建物のタイプにや場所にもよりますが、庭があったり近くに海があったりすれば、外で過ごしたり近くを散歩したり、そこで暮らしているような時間を過ごすことができて、それも贅沢だなと感じます。

テラスで過ごす時間がとても心地よかったです。

ワインがうまれた場所で、その土地の空気を感じながら味わうこと。それは過ごした時間や景色、思い出と一緒にそのワインが自分の中に記憶として残る、すてきな体験だなと感じました。

また大三島の景色とワインを味わいに、そして日本各地(日本以外も)を訪れながらいろんな景色やワイン、人と出会う旅がしたい。そんな楽しみのある生き方をしていきたいなぁと思った夏の終わりの旅でした。

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